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2017年2月27日月曜日

【セルビア料理】フェタチーズのサラダ【レシピ】/šopska salata

まめが好きで良く食べているサラダがあります(^-^)/

その名も

ショプスカサラタ(šopska salata)


セルビアではかなり一般的なサラダで、セルビア料理のレストランやチェバブチチ屋さんに行けば大体置いてあります。

<レシピ>

その構造は至ってシンプルで、角切りにしたトマトとキュウリ、お好みでみじん切りの生タマネギやオリーブが入っており、その上にフェタチーズを長細くスライスしたものをどっさりとかかけます。
フェタチーズは結構塩が効いているので、味付けなども特に必要ありません。
きゅうりとトマトの上にどっさりとチーズをかけます。

チーズ用スライサーさえあれば誰でも直ぐに作れちゃいます(^-^)/
レシピという程のレシピでも無いのですが、簡単なので是非試してみて下さい。
チーズおろし器
人によっては野菜にりんご酢とオリーブオイルを少量たらして混ぜてからチーズをかけるそうですよ!

<フェタチーズとは>

フェタチーズはギリシャで有名な山羊のチーズです。
山羊のチーズなので本来のフェタチーズは独特の臭みがあるのですが、セルビアのフェタチーズはほとんど臭みがなく食べやすいです。
セルビアのフェタチーズは山羊ではなく牛乳から作られている、なんていう噂もあるので、臭みが無いのかもしれません。とにかく、食べやすいです(^-^)

<生タマネギ大好き!>

お店によってはショプスカサラタに生タマネギのみじん切りが入っている事もあります。
セルビアでは生タマネギのみじん切りは薬味的な存在で、イメージは大根おろしの様な感じでしょうか。
肉料理に添えられている事が多く、良く使います。
まめは日本ではあまり生タマネギを食べる習慣がなかったので、最初はびっくりしてしまいましたが、慣れてしまうと病みつきになります。
セルビアの肉料理は塩気が強く脂っこいものが多いので、さっぱりとした玉ねぎと一緒に食べると美味しいです✨
生タマネギでさっぱり!


<気軽に楽しめる!>

ショプスカサラタはお家でも簡単に作れますが、一皿170円位で売っていてテイクアウト(ザポネティ)も出来るので買った方が簡単かも!
自分で作ると、チーズおろし器を洗うのも一苦労ですし。
まめ達はウォルター(※)というチェバブチチ屋さんで良くショプスカサラタをテイクアウトしています。
さっぱりしていて美味しいので、是非どうぞ〜♪
※ウォルター(Walter):サラエボ風チェバブチチ(ソーセージ)のチェーン店で、セルビアに沢山あります。
 
 
 

2017年2月13日月曜日

【セルビア観光】ノヴィサドへ!/Novi Sad

<多民族混住の地>

ノヴィサドはセルビア第二の都市で、ヴォイヴォディナ自治州の州都です。
セルビア(と言うかバルカン半島)はその立地から多数の民族や宗教、国家が入り乱れた歴史をたどってきました。
この自治州は民族的多様性に富んでおり25を超える民族が住んでいます。
6つの言語が公用語に指定されるなど、各民族の権利擁護の為に数多くの施策が実施されている州です。

中央セルビアはその立地からオスマントルコ帝国とハンガリー・オーストリア帝国の支配下にあり、トルコ風の文化を随所に感じる事ができます。特にボスニア・ヘルツェゴビナやコソボのほうに行くと、イスラム建築などが沢山あり、面白いです。
一方、ヴォイヴォディナ自治州はベオグラードよりも北に位置するため、ハンガリー・オーストリア帝国の支配を受けていた時代が長く、ハンガリー風の可愛い町並みを楽しむ事ができます。



<ノヴィサドに行ってみよう!>

ベオグラードから日帰りでノヴィサドへ行ってきました。
今回は友人の車でドライブがてら行ってきました。
一時間くらいで着いたかな。
結構近いので日帰りでいけます。
ベオグラード駅からもノヴィサド行きのバスは沢山出ているので、車がない場合はバスでもおススメです。
スロボダ広場のカトリック大聖堂
ノヴィサドの町並みは、ハンガリーっぽくて可愛いです。
ノヴィサドのランドマークの一つにスロボダ広場のカトリック大聖堂があります。この大聖堂の屋根はカラフルな瓦屋根になっており、 ブダペストのマーチャーシュ教会の瓦屋根を彷彿とさせます。
カラフルな町並み
町並みもカラフルでかわいらしく、絵本の世界の様です。
スロボダ広場ではクリスマスマーケットのような出店が沢山出ていました。
シナモンの効いたホットワインがとても美味しかったです。






2017年2月5日日曜日

【市場】日曜の朝なので【ピアッツァ】/Market.

日曜の朝です✨
今日もお天気が良く、日中は10度前後。
暖かいです(^-^)

こんな日はー♪
Pijaca(ピアッツァ/市場)!
いらっしゃーい!と皆元気に声をかけてくれます。


セルビアのお店は日曜は閉まっている事が多いですが、
Pijacaは日曜の朝の午前中が一番賑わっています。
お昼を過ぎると店じまいし始めるので、午前中がオススメです。
あと、傾向としては土日が賑わっており、月曜日は閑散としているらしいです。

今日はTašmajdan の近くにあるPaliluska pijacaに来てみました♡
大きなザクロをゲットしました♪
沢山のナッツやドライフルーツ。
卵や手作り乳製品も売ってます。手作りカイマクはすごく美味しい!!
 
 
 Paliluska pijaca
 

2017年2月2日木曜日

【服装】セルビアの2月の天気【注意】/Weather of February at Beograd.

あったかいよーーー✨✨


2月のセルビアがあったかいというか、
今がたまたまあったかいだけかもしてませんが、本日の最高気温は5度(2017.2.2)!
氷点下じゃないよー♡
週末には最高気温が10度を超えるらしいです。
うひゃー!!嬉しいよー♡
雪も消え、皆さんの服装も少し軽装になりました。



セルビアの友人が言うには、寒さのピークは過ぎたとのことです。
日本は二月が寒さの本番!という感じですが、セルビアは寒さのピークが日本よりも早いのかな??
よくわからないけど、ピークが過ぎてくれて嬉しい!!!




<2月の平均気温>

2月は大体0度前後位の気温でしょうか。
これくらいの気温だと、氷や雪も消えて歩きやすいですし、暖かいので過ごしやすいです。

マイナス2桁気温の時は顔に当たる風が痛くて、風から暴力を受けてました。
マイナス1桁になると、風が優しいです。マイナス気温にも関わらず、風が優しいだけでスキップしちゃう位嬉しいです。
0度を超えてくると、春が来たかのようにウキウキしてきます。
服装はまだまだ厚着ですが、極暖のヒートテックを3枚重ね着しなくても大丈夫なレベルになりました。
風が暴力的でない。
これだけでハッピーです✨



<氷点下のセルビアで気をつけること>

マイナス気温で危険なのは、地面が全部凍っている事です。
 気温が低いので、水は直ぐに凍りますし、雪は溶けず、踏み固められてつるっつるになります。
真昼間でも、氷は全然溶けず、つっるっつるです。
この冬、旦那ちゃんとまめは何度転んだかわかりません。
アラサーなのに転びまくっていて恥ずかしい限りです。

以前まめは宙をふわっと浮く(と感じた)ぐらい派手に転んで、体を支えた左手の肘を負傷しました(もう大丈夫だけどねー!)。 
あまりの激痛に肘をかかえて道路でうずくまって動けないでいると、優しいセルビア人が何人か心配して助けてくれました。
やっぱり、セルビアの方は優しいですね!道路は優しくないですが。
まめの肘をなんとか治してくれようと、肘をひっぱって伸ばしてくれたり(凄い痛かったけど笑)、雪や氷の上の歩き方を教えてくれたり(セルビア語でよくわからなっかたけど)、本当に優しくて、感謝感激です。

まめは日本有数の豪雪地帯で生まれ育ったので、まさかセルビアで雪道の上の歩き方を通りすがりの人に教えてもらう日がくるなんて、思ってもいませんでした。
これは、豪雪地帯育ちの自分を過大評価し、冬をなめていた自分への修行なのでしょう。 
日本は雪は多くても気温が高いのでここまで凍らないんだろうな、と予想。
なんども言いますが、氷点下のセルビアの歩道はマジで滑ります。
ものすごく注意しているつもりでも、同じ場所で何度も転んだりします。
いかついブーツを履いていてもすべるので、スパイクを履きたい気分になります。 
 もう気温は0度を超え、氷はすっかりなくなりましたが、寒い日は足元に要注意です。
この道(近辺)でまめは何度もコケました。今ではすっかり雪がなくなり、看板には気温13.5度とかいてあります。幸せ♪


二月に入り、本当に暖かくなりました。
寒波で死人が出たときは、この世の終わりかと思ったけど、春は来るもんだねぇー♡

2017年2月1日水曜日

【大使館主催】在留邦人新年会【イベント】/New years party.

セルビアでは、大使館主催で在留邦人新年祝賀会が行われます。
対象は”セルビアに住む20歳以上の日本人全員”なのですが、 在セルビア日本人はすごく少ないので、全員呼べちゃうんですね。笑
この日本人コミュニティのアットホームさがまめは凄く好きです。

この日は皆おめかしして大使館へ出かけ、新年の挨拶を交わします。
お着物の方もチラホラいらっしゃって、華やかです。
この日は鏡開きなど日本らしいイベントを楽しみながら、皆さんと新年をお祝いしました*\(^o^)/*

もう1つ、この日皆さんが楽しみにしている事があり、それはおせち✨
新年祝賀会ではおせちやお雑煮、お刺身などのお正月料理が振る舞われ、皆この日を楽しみにしています。中でも日本人に毎年人気なのは海老の天ぷららしいです。
まめが一番気に入ったのは、数の子かなー♡
(内陸国のセルビアでは,海産物が貴重です。)


全く日本国大使館に縁のない人生を送って来たまめ。
(某中東の大使館で気がついたら宗教の勧誘を受けていた、って事はありましたが。)
大使館新年会はとても楽しかったです♡
そして、お皿を見てびっくり。
こ、このお皿全部、桐紋入ってる!!

きーれーいー♡♡♡
真っ白なお皿に金色の桐紋が輝くお皿に思わぬ「日本らしさ」を感じました。
この日本国大使公邸はとても綺麗な西洋風の建築物ですが、エントランスに天皇陛下と皇后陛下の写真が対になって飾ってあったりとなかなか興味深いです。

そう言えば、おばあちゃんちにも両陛下の写真が飾ってあったなーと思い出したまめ。(おばあちゃんは極右でも何でもなく、ただの第二次世界大戦を経験した正直者な日本人です。めっちゃ良い人です。)

日本で初詣に行った時、まめはいつも自分の未来を祈ってました。
風邪をひきませんように、試験に受かりますように、家族皆が仲良く過ごせますように、、、
勿論、自分や家族の未来を祈る事は大切です。
しかし、一緒にお参りをしたおばあちゃんは私とは違う事をお祈りしていました。
「今年も皆が無事にお参りする事が出来て良かった、ありがとうございます。」

ベオグラードのカウントダウンでも感じましたが、セルビア人だけでなく、戦争を経験した世代にとっては"新年を無事に家族みんなで迎える事が出来る"という事が大きな幸せの1つなんじゃないかな。
まめには、"明日"が来る事が当たり前過ぎて気がつかなかったけれど。
新年は、今日までつつが無く過ごせた幸せと、今日と変わらない明日を迎えられる事の幸せを皆で喜ぶ日でもあるんだなぁ✨と。

旦那ちゃんと新しい年を迎えられて良かった!
来年も皆と一緒に数の子食べたいなー♡