このブログを検索

2017年6月30日金曜日

日本に帰りました/ I'm home.


 この度、ひょんな事から日本に帰る事になりました。

旦那ちゃんをセルビアに残し、まめだけ帰国です。

セルビアは厳しかった冬が嘘のように、日に日に暑くなり、お花が咲き乱れる季節になりました。
聖サバ教会のバラ


日本に帰りたくなーい!!



セルビアに後ろ髪ひかれまくりのまめですが、今回はおとなしく日本に帰ります。

またいつか、セルビアに戻ってこれますように


日本に帰国はしてしまいますが、時間を見つけてセルビア生活のまとめについてブログを更新していけたら良いなーと思っています(^^)/

タシュマイダンのラベンダー

You can learn a lot of things from the flowers,
for espesh'ly in the month of June.
There's a wealth of happiness and romance
all in the golden afternoon
(by Alice in wonderland, golden afternoon. )
6月の花園には
夢の幸せいっぱい
花たちの歌が響く
きらめく昼下がり
(不思議の国のアリス、きらめく昼下がり より) 


2017年6月28日水曜日

セルビアの6月の天気/ The weather of June at Serbia.




 6月のセルビアですが、、、暖かいです!
 というか、暑いです!!

6月初旬の最高気温は28度、下旬は35度位まで上がります💦
同じ気温でも日本よりは湿度が低いので過ごしやすいかな?
でも、やっぱり35度は暑い!!
皆さんキャミソールやタンクトップです。

今年のこの時期はヨーロッパ全体が暑いそうで、乾燥と相まってスペインでは大火事が発生してるんだとか💦

今年は暑さの当たり年、ですね!

6月初旬のベオグラード。
 ちなみに、、、
June (6月)ですが、英語では”ジューン”と発音しますよね!
セルビア語ではJはヤ行の発音になるので”ユン”と発音します。
例えば、ユーゴスラビヤは英語で”Yugoslavia”ですが、セルビア語では”Jugoslavija”と書くんですよ!
セルビア語はラテン語に似ている単語も多く、表音文字なので割りと日本人には読みやすい言葉ではないかと思います。
セルビアではJに気をつけて発音してみてください。
通じなかった言葉が突然通じることがありますよー♪ 


 

2017年6月24日土曜日

【セルビア観光】セルビアの猫カフェで癒されよう/ Cat’s Café.



<セルビアの猫事情>



セルビアはワンちゃんを飼っているおうちが多いように思います。

公園ではワンちゃんをお散歩している人が沢山おり、ワンちゃん文化の浸透しているセルビアです。
一説には、セルビアではワンちゃんと車を持つことがステータスの1つだという噂もあり、セルビアは愛犬家の多い国と言えます。

一方、ネコちゃんを飼っているおうちはワンちゃんに比べると少ないようです。まめの知り合いのセルビア人でワンちゃんを飼っている人は沢山いますが、ネコちゃんを飼っている人は1人だけです。その人は犬も何匹か飼っているので動物好きなんでしょうね!

そんなセルビアに珍しく、猫カフェをベオグラードで見つけたので紹介します。


<セルビアの猫カフェ>

ベオグラードの旧市街、正教会の近くにあるカフェ&本屋さんに行ってきました。

このカフェはベオグラード大学の哲学の先生がやっているそうで、ベオグラードでは珍しい外国の本が沢山置いてあります。
そして、ベオグラードでは珍しい、猫カフェです!!
凛々しいお顔でお出迎えしてくれました。

 この日はネコちゃんが3匹いました
ネコちゃん達は人懐っこく、まめがカフェに入るとすぐさま寄ってきます。
可愛いー♡♡
モッフモフの柔らかい毛並みに癒されます。
  
そして、ここは本屋さん兼カフェ。
お茶を頼んでネコちゃんとまったりしたいぃぃ!!
ということで、お茶を頼みました。

このカフェはセルビアでは珍しく、お茶がメインのカフェです。
セルビアでは"お茶は病人が飲むもの"という認識があるらしく、カフェにお茶のメニューがある事が少ないです。 
セルビアで色んな種類のお茶が置いてあるお店はあまりないので貴重です。
まめが頼んだのは"ルイボスアロエ"というブレンドティーです。 
外国あるあるの"お砂糖どっさり茶"ではなく、無糖なのでかなり飲みやすいです。
お茶の淹れ方には拘っているようで、キッチンタイマーでキッチリと時間を計りながらお茶を淹れてくれていました。

 このお店はオーナーさんが日本びいきで壁一面に、日本風の絵が飾ってあります。緑茶やほうじ茶など、日本のお茶も沢山あるので、お茶を飲んでほっこりしたい時にオススメですよー


<お店情報>
店名 Apropo
住所 Cara Lazara 10, Beograd
お茶を楽しむも良し、モフモフに癒されるも良し、です。

2017年6月20日火曜日

【セルビア観光】ニコラテスラ博物館/ Nikola Tesla Museum.


セルビアのスーパー有名人、ニコラテスラの博物館がセルビアのブラチャルというエリアにあります。
入館料は500din。セルビアにしては若干お高めですが、せっかくセルビアにいるので旦那ちゃんと2人で行ってきました

<ニコラテスラって誰?>

ニコラテスラはセルビア系アメリカ人で今のクロアチア出身の科学者です。
あれ?クロアチア?セルビアじゃないの??
と思った方、いると思います。
これは、多民族の入り乱れるセルビアのあるあるジョークの1つなのですが…
「ニコラテスラってクロアチア人だよね!?」
これはセルビア人には禁句らしいです。
和を尊ぶ日本人は言わない様に!笑
ニコラテスラはセルビアの紙幣のデザインになったり、テスラという電機メーカーの名前だったりとセルビアのアイデンティティを構築する1つの重要な人物なのです。
 
Muzej Nikola Tesla.

で、この日本ではあまり知名度の無いニコラテスラですが、ニコラテスラはエジソンと同じ位偉大な科学者なんですよ!
ニコラテスラが居なかったら、医療機器のレントゲンはなかったんじゃないかな?
なんで日本ではニコラテスラよりもエジソンばっかりピックアップされてるのかわからない位です。。。


<ニコラテスラ博物館の内容は!?>

ニコラテスラは電気関係の発明家なので、この博物館は電気関係の展示品が多いです。
ガルバニー、ボルト、ファラディなどそうそうたる電気メンバーが記載された年表などあり、電気の歴史がざっと学べます。

1時間おきにセルビア語と英語のガイドツアーが行われており、入場チケットさえ購入していれば無料で参加出来るのでオススメです。
このガイドツアーの目玉は帯電しているコイル?に手持ちの蛍光灯を近づけて放電させる、というものです。
バチバチと音がなるので最初はちょっと腰が引けますが、やってみると割と普通です。笑
放電実験中です。
ニコラテスラが放電しまくっている雷の中で優雅に座っている写真が有名ですが、安全だと知っているから出来る技ですね!
電気と仲良く!と言うことです。


割とコンパクトな博物館なので、ツルッとサクッと回れますよ!
電気好きの方は是非行ってみてください。

<Nikola Tesla Museum>
Krunska51, Beograd
10:00~18:00
500din
月曜定休日


2017年6月15日木曜日

【セルビアのお菓子】ミルク浸しケーキ/ Koh.


セルビアの家庭的なお菓子の1つに"koh"があります。
The koh.

このお菓子、発音がめちゃめちゃ難しいです。

こふ?こは?

の様に発音します。
Hの発音が日本にはなく、ふとはの間の様な、息を吐き出す感じです。

<kohって何?>

で、このkohは何なのか、という話なのですが。
ものすごーく簡単に言うと、スポンジケーキを牛乳に浸したデザートです。
あー、なんか簡単に言いすぎて、セルビアのママたちに怒られそうです 笑

作り手によっては牛乳ではなく、生クリームやヨーグルトなどに浸してあったりします。ヨーグルトだとさっぱりしてて食べやすいです。

レシピを見つけましたのでリンクを貼っておきますね。
 
レシピを見る限り、やっぱりスポンジケーキを牛乳に浸すだけ、という簡単お菓子な様です!
この単純さが、予想できる味となって安心感に繋がります。
まめは原色のカラフルなケーキよりも、こういうわかりやすいケーキが安心感があって好きです!笑

しかし、お店によってはすんごく甘いので注意です。
セルビアあるあるというかもはや外国あるあるなのですが、規格外の甘さの食べ物が外国には沢山あります。
甘いのが正義なんでしょうかね?
鼻血が出そうになりますよー!

まめはあまさ控えめのスポンジケーキにさっぱりしたヨーグルトっぽいソースをかけたkohがあっさりしていて好きです。
Manufakturaというレストランのkohは割とさっぱりしており、まめ好みだったので興味のある方は是非食べに行ってみてください。
しかし、セルビアによくある事なのですが、レストランの料理はコックさん?によって味や見た目が変わります(笑)。
「食べたかったアレが、なんか違う!?」っていうのは良くありますのでご注意を!!

2017年6月9日金曜日

【ユーゴスラビア】子供達の遊ぶ公園で【紛争の爪跡】/ A memorial monument at park Tasmajdan.



ベオグラードの中心部にタシュマイダンパークという公園があります。

お天気の良い日はこの公園に子供達や家族、カップルなどが集い、休日の時間をのんびりと過ごしています。

その平和でのどかな雰囲気とは対照的に、公園の中心部には1999年のユーゴスラビア紛争時代の慰霊碑が建っています。
A memorial monument at park Tasmajdan.


<私達はただの子供でした>


公園の中心には

 "We were just children."

と書かれた人形を抱いた幼い女の子の像があります。

慰霊碑には
"NATO攻撃による子供犠牲者に捧げる"
と書いてあります。

政治・宗教・民族。
異国民であるまめには詳しい事はよくわかりません。

でも。
タシュマイダンパークは季節により、様々な花が咲き乱れる本当に美しい公園です。
沢山の家族やカップルが穏やかな時間を過ごしています。
まめの大好きなこの公園が、市民の憩いの場である公園であり続けます様に。