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2017年6月6日火曜日

海がないセルビア、夏はどこへ行く!?/ What is the Ada?



 <そうだ、Adaに行こう!>


モンテネグロがセルビアから独立してからというものの、セルビアの領土には海がなくなりました。
海が恋しくなった時はアドリア海やエーゲ海に出かければ良いのですが、日焼けや日光浴をするのに国境越えはちょっと面倒ですよね。

そこで!
お日様の好きなベオグラードの人は、Ada(アダ)という"ビーチ風"の場所で日焼けを楽しみます。
アダで日光浴をする人々。

どう見てもビーチです。
が!!
実はここ、です。

サバ川に出来た中洲が島の様になっており、その川岸で皆日向ぼっこを楽しんでいます。

この写真を撮ったときはまだ5月だったのですが、気温は2328度位あり、夏の様ですね!
都会にある川なので、水が濁っており、泳ぐというよりは日向ぼっこ専用という感じです。
川なのでよく見ると砂ではなく、小石のビーチ?になっています。
皆さん水着で寝転がっていますが、痛く無いのかな?💦

島の内側は巨大な公園になっており、休日は家族連れなどで賑わいます。
中に入ってしまえば巨大な公園という感じで、テニスコートやサッカー場、レストランもありますよー(^^)

巨大なスポーツセンターの様なAdaですが、Adaには、Adaサファリという場所があり、ヤギ、鶏などの動物がちょいちょいと飼われています。
この辺はジブリの様な、田舎家の様なのどかな雰囲気が流れます。


<船に乗ってみよう!>

Adaの随所には、島々を結ぶ小さいボートが運行しています。
なんだか面白そうだったので、乗ってみました。
片道100dinです。
乗り方は、入り口のおじさんからチケットを買います。チケット売りのおじさんはノビベオグラード側にしか居ません。
なのでAda側から乗る時は支払いはせずにとりあえずボートに乗り込み、ノビベオグラードに着いてからチケット代金を支払います。
黄、白、青のボートがあり、全部路線は同じです。

地図で見ると小さな中洲ですが、実際行ってみると広いので、レンタサイクルで周ると気持ち良いですよ!
中洲内にはバス停がいくつかあり、トロリーバスが巡回しているのでそれに乗っても楽しいです。


ぜひ!
セルビアの夏をアダで過ごしてみてはいかがでしょうか!




2 件のコメント:

  1. なんだかセルビアの人々がとても気の毒可哀そうに思えてきました。

    元々あった海が無くなったわけですから、日本から海が無くなったことを想像すると、セルビアの人が汚れた河のほとりを海岸に見立てて甲羅干しをしたくなる気持ちが痛いほどわかります。

    海は日本では当たり前すぎて、日本人として特段何も考えることもない存在ですが、セルビアの失われた海のことを知り、あらためて海があることの幸せを感じます。

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    1. もし日本から海がなくなったら、かなりのアイデンティティの喪失に繋がりそうですね💦
      陸続きのヨーロッパは常に領土争いと隣り合わせの歴史を送って来た様に感じます。
      天然の要塞である海に囲まれた島国日本に感謝です。

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