【オーストリア観光】ウィーンのベストシーズンはいつなのか【 真冬】

まめ達が今回ウィーンへ行ったのは1月の初旬です。

真冬にヨーロッパの極寒ビーチリゾートに行くわけにも行かないため、冬休みの使い方を一生懸命考えた結果、

ここは、内陸国のウィーンだ！！

と閃いちゃったわけです。
（”セルビアから近いところ”というのが前提条件なので、暖かいハワイなどは、もちろん行きたいですが、行けません。）

結果的に、とても楽しいウィーン旅行をする事が出来ましたが、ここで改めて感じた事は、

ウィーンのベストシーズンは冬ではない。

という事でした´д` ;

というかヨーロッパ全般、ベストシーズンは冬ではないかも💦

※ちなみに、日本からオーストリア航空が撤退してしまった為に、日本からウィーンへの直行便は2016年秋を最後に、なくなってしまいました。
なんと、セルビアからウィーンは直行便で行ける上に、一時間半で着いちゃいます！
セルビアに来た際はウィーンに寄ると良いですよ！！

ウィーン発ベオグラード行きの飛行機。近いからなのか利用者が少ないからなのか、ものすごく小さい飛行機でした。

<営業時間が短い>

冬場は営業時間が短くなります。博物館の閉館時間が軒並み1時間くらい短くなります。たかが1時間と思うかも知れませんが、この1時間は大きいです。この1時間で、一箇所多く美術館に行けたり、じっくり鑑賞出来る余裕が生まれます。
しかし、その代わり冬場はコンサートのシーズンに入るので、夜はオーケストラを聴きにに行く、という事も出来ます。
※もちろん公共交通機関は遅くまでやっていますよ！

<そもそも冬は営業してない>

ドナウ川クルーズやシェーンブルン列車など、冬場は営業停止しているアトラクションは多いです。
シェーンブルン宮殿ラビリンスも休みでした。
ラビリンスについては、葉っぱがすっかり落ちて向こう側が見えてしまっているのでラビリンス(迷宮)としての機能は果たせていない為、異論はありません。

更にガイドブックには"無休"と書いてあっても年始は注意が必要です。
休みなし、と書いてあるにも関わらず、アウガルテン陶磁器工房は閉館していました。市庁舎ガイドツアーもやっていませんでした。
アウガルテンは遠いので、行ったのに営業してない時の精神的ダメージは大きいです。
冬場に観光する時は最初にインフォメーションで営業しているか確認した方が良いです。

<とにかく寒い>

冬のオーストリアはとにかく寒いです。写真を撮る手はかじかんで良く動きませんし、可愛い街並みも散策するよりもサッサと室内に入りたくなります。
ウィーンはコンパクトな都市なので、歩いて周ることが出来ますが、寒さの為にたった一駅でも、トラムやメトロに乗りたくなり、交通費がかさみます。一歩でも少なく歩きたい人には、乗り降り自由の24時間乗車券や72時間乗車券をオススメします。まめ達は72時間乗車券を購入しましたが、良かったですよ！

※今年（2017年）は欧州大寒波が来ているらしいので、余計に寒かったのかもしれません。

冬場は市庁舎前がスケート場になります。

<冬にウィーンに行く利点は>

冬に行っても良い事ないじゃーん´д` ;
という話になってしまいますが、オフシーズンにはそれなりに良いところもあります。
それは、とにかく空いているという事です。
1月7日の9時ににシェーンブルン宮殿に行ったところ土曜であるにも関わらず、全く並ばずにスイッと入れました。
まめ達が帰る11:00頃もこれ位の列です。
シェーンブルン宮殿や王宮などの主要な観光スポットは冬場でも営業しているので、主要な所だけ行ければ良いよ、って方には良いと思います。
ウィーン少年合唱団のチケットも一週間前であるにも関わらず良い所の指定席が取れました。

<冬のウィーンは行くべきでは無いのか>

結果として、冬のウィーンはとっても楽しかったですよ！
冬でも街並みが綺麗なのは変わらないですし、コンサートなどもシーズンなので、このオーケストラのコレが聴きたい！って方は冬が良いかも知れません。
長蛇の列に並びたくない！って方も冬が良いと思います。

しかし、もしまめが次にウィーンに行く時に、夏か冬かって聞かれたら夏に行くかなー(;^_^A