この当時のオスマン帝国の勢いは激しく、 1389年のコソボの戦いを皮切りに多くのセルビア領がオスマン 帝国の支配下になり、その支配は以後400年に渡り続きます。
このリビツァ妃の屋敷は1815年にセルビア王国の自治をオスマ ン帝国から認めさせたミロシュ・オブレノヴィッチの屋敷です。
リュビツァ妃は彼の奥さんです。
オスマン帝国の流れをくむ内装と、 その流れから脱却しようとするヨーロッパ風の内装の入り混じる、 歴史的にも興味深い建築物です。
<リュビツァ妃の屋敷に行ってみた>
リュビツァ妃の屋敷のエントランスです。 オフシーズンである事も相まって、人の気配が殆ど無く、 閉館している雰囲気が漂います。
人の気配が全く感じられず、入るのがためらわれます。 |
勇気を出してドアノブを捻ってみた旦那ちゃん。
見守るまめ。
...ガチャリ
開いた!!
入り口正面に広がるコンベンションルームの前でまったりしているおじ さん達と目が合いました。
このおじさん達はリュビツァ妃の屋敷のスタッフの様ですが、 見学者が訪れるまでこの広間でまったりしている様です。
おじさん達がまったりしているところの脇のコンベンションルーム。トルコ風で素敵です。 |
<リュビツァ妃の屋敷の中身大公開!>
オスマン帝国とオーストリア帝国の影響を受けた、 多国籍な内装が魅力的な建物でした。
ハマム(トルコ風呂)。リュビツァ妃の部屋に隣接しています。 |
ヨーロッパ風のお部屋。シャンデリアの裸電球が気になってしょうがありません。 |
トルコ風のお部屋。電球......点いてないのあるけど、節電は大事だよね! |
係りの方も、わからない事があったら聞いてね!とか、途中でBGMをかけてくれたりとか、フレンドリーでとても良かったです。
このフレンドリーさがやっぱりセルビア人の良さだと思います!
<リュビツァ妃の屋敷info>
住所) Kneza Sime Markovića8
セルビア正教大聖堂の向かいにありますよー(^o^)/
中心部から歩いていける距離です。
休館日) 月曜日(公式では)
値段) 200din、学割有
<セルビア観光リンク(近郊、郊外)>
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