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2017年1月12日木曜日

【チェコ観光】ユダヤ博物館【迫害の歴史】/ Jewish museum at Prague.

プラハの旧市街地に隣接して、ユダヤ人地区(元ゲットー※)があります。
プラハのクリスマスの雰囲気に魅力されたまめは、恥ずかしながらあまりユダヤ人地区については良く知りませんでした。
しかし、今となってはプラハで一番行って良かった所だったとまめは思います。
静かな時の流れるユダヤ人墓地


<きっかけは"ちょっと寄った事"でした>

プラハ最大の観光地である旧市街地に近接してユダヤ人地区があります。

まめ「近いし、外観だけでも見てみようよ!」

という事でユダヤ人地区に向かったまめ達。


、、、高い壁で覆われていて、外観すら見えませんでした。

何も見えないのでとりあえず入ってみる事に。
写真右のような高い壁で覆われており、何も見えません。

"見えないから入場した"という短絡的な理由でしたが、この高い壁もユダヤ人を隔離してきた歴史の一部であったと後に理解する事となりました。

入館料はユダヤ人博物館と旧新シナゴーグの共通チケットで500コルナです。




<ユダヤ人博物館の重み>

ユダヤ人地区は幾つかのシナゴーグで構成されており、旧新シナゴーグ以外のシナゴーグとユダヤ人墓地はユダヤ人博物館として入る事ができます。
その1つ、ピンカスシナゴーグに入ると、細かい模様の壁が目に付きます。
目を凝らして見てみると、壁にはびっしりと文字が書いてあります。


ナチスで犠牲になってしまった方々の名前と生存年月がそこには書かれていました。


細かい文字で埋められた部屋は何部屋にも続き、鎮魂の祈りの音楽が流れるこの教会は人間の犯してしまった罪の深さを痛い程に感じます。


プラハ郊外のチェコ最大の収容所(テレジーン)で暮らした子供達の描いた絵や遺品、そしてわずかな生存者の描いた絵も、ここピンカスシナゴーグで観ることができます。

その他にもユダヤ人博物館には、ユダヤ人墓地やユダヤ教の展示など興味深い展示が多くあります。
この静かな祈りの空間は訪れた人に、1つの民族の経験した哀しい歴史を教えてくれます。




大きな壁に囲まれたユダヤ人地区。
その迫害の歴史から、"モノ"よりも"知識"を重んじるようになってきたと言われているユダヤ人が1つのモノとしてこの教会を作ったのも、"何よりも大切な意味がある"と感じたからではないでしょうか。
プラハ最大の観光地である旧市街広場にも近いので、こちらにも是非寄って貰いたいな、とまめは思います。


ゲットー(ghetto)は、ヨーロッパ諸都市内でユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区である。第二次世界大戦時、東欧諸国に侵攻したナチス・ドイツがユダヤ人絶滅を策して設けた強制収容所もこう呼ばれる。Wikipediaより




2 件のコメント:

  1. プラハにこんなところがあったなんて、知らなかった😞テレジンには行ったけど、すごく衝撃を受けたのを覚えているよ。

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    1. ユダヤ人だけでなくても、美しいヨーロッパの繁栄の裏には血で血を洗う様な歴史が繰り返されてきた、と色々な所で感じるよ。島国日本はある意味恵まれていたんだな、と。私はテレジーンには行かなかったけど、テレジーンも興味深いね。今度チェコに行った時は寄ってみようかな。

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