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2016年12月2日金曜日

【セルビア料理】ムサカを作ろう!【レシピ】/ Moussaka.

ムサカはギリシャ料理として有名ですが、
ブルガリアやセルビアなどのバルカン半島全域でも良く食べられています。
グラタンやラザニアに似ている雰囲気はありますが、使っている材料はホワイトソースではなく、キセラパブラカ(サワークリームのヨーグルトっぽいやつ)!!

え、サワークリームを入れるの??
何それ怖い!!
と思ったまめでしたが、レストランで食べてみたら、サッパリしてて美味しい❤️
ブルガリアではキセラパブラカの代わりにヨーグルトを入れたりするので地域に寄ってレシピに若干の違いが出るようです。

ムサカ定番の具材はジャガイモとひき肉か、茄子とひき肉の組み合わせでしょうか。
す。
家庭料理でもあるので、中に入れる食材は様々です!

レストランで食べたカボチャのムサカ。肉は入っていないけど、キノコとネギのフリィングが詰まっていて美味しい!




伝統的な家庭料理の一つでもあるムサカをお家で作ってみました。


〈材料〉

ジャガイモ、羊挽肉(牛や合挽きでもOK)、にんにく、玉ねぎ、キセラパブラカ(プレーンヨーグルトでもOK)、卵、ザーチン(塩胡椒でもOK)

セルビアが貧しかった時代に、おうちにある材料で作れるように考えられたレシピらしく、材料にはあまりこだわらずになんでも入れて良いと聞きました。
まめはお家に余ってたズッキーニとトマトも入れてみました(でも、ズッキーニとトマトは普通は入れないらしいです)。

セルビア人の友人に聞いてみたところ、トマトベースのミートソースやチーズはセルビアではムサカにはあまり使わないそうです。
見た目がグラタンぽかったので、チーズを使うのか?と聞いたところ、全否定されました(汗)。
また、ボスニアなどのイスラム教徒の多い地域では豚肉はあまり使われず、正教徒の多いセルビアでは豚肉も良く使われるそうです。

使用したキセラパブラカ(サワークリーム)は脂肪分12%の低脂肪のものです。脂肪分は多くても作れますが、その分ヘビーになってしまうので、12%位がちょうど良いとのアドバイスをセルビア人の友人に頂きました。

この12%のキセラパブラカですが、さっぱりしててヨーグルトのようでとても美味しいです!
ムサカを作ったときに余ったキセラパブラカは、そのままおやつにして食べちゃってます(笑)。

〈作り方〉

1、ジャガイモを5mm位の薄切りにします。玉ねぎとにんにくはみじん切りです。
2、にんにくと玉ねぎと挽肉を炒めてザーチンで味をつけます。

3、耐熱容器の内側にバターを塗ります。
4、1のジャガイモを敷きます。
5、2の挽肉を敷きます。
6、材料がなくなるまで交互にじゃがいもと挽肉を敷きます。最後の層はジャガイモになる様にします。
7、キセラパブラカと卵を混ぜてザーチンで味をつけます。

8、耐熱容器に入った具材の上にかけます。
9、高温で表面がきつね色になるまで焼きます。(セルビア料理本にこう書いてありました。高温て何度!?って思いながら250度のハイパワーで15分位焼いたらいい感じになりました💦見張ってた方が良いです!)

10、出来上がりー✨
おうちに余ってた、ズッキーニとトマトも入れてみました。



<まとめ>

あんまりキチッとしたレシピは無いので、具材を重ねて卵を溶いたサワークリーム(orヨーグルト)をかけてオーブンで焼いたらもうムサカだと思います。
かぼちゃで作ったり、カレー味にしても美味しいです。
皆さん好きなようにアレンジして、Myムサカを作って頂ければ、と思います。
サワークリームがさっぱりしているので、いくらでも食べられます。

簡単で、旦那ちゃんの好物でもあるムサカ!
献立に困った日は我が家ではムサカになることが多いです。

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