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2016年12月20日火曜日

【ハンガリー観光】格安バス送迎サービスと難民のバルカンルート【申し込み方法】/ Trip to Budapest by bus.

ハンガリーとセルビアはお隣の国で、勿論飛行機で行けます(往復2万円位かな)。
しかし今回は!セルビアに近隣諸国へのバス送迎サービスがあると聞いたので利用してみました(^-^)/


<バス送迎サービスの利点>

まず、安いです。
こちらのバス送迎サービスですが、ハンガリーまで往復50€で行けます(安っ!)!
スーツケースを持って行っても、荷物の追加料金も要りません。

そして、ドアツードアです。旅で疲れている時に、家まで送り届けて貰える有り難さは大きいです✨
バスなので片道6時間位かかりますが、家の前まで迎えに来てくれて、ホテルの前まで送ってくれるので空港に行く時間を考えるとタイムロスはそんなに変わりません。
しかも、家やホテルから空港までの交通費も浮いちゃいます✨


<バス送迎サービスの欠点>

1つ目の欠点ですが、セルビアの会社?なので、申し込みのホームページがセルビア語です。
しかし申し込みはインターネットで出来るので、申し込み自体はそこまで大変ではありません。
そして、出発前日の午後にバス会社から確認の電話がかかってきます。
英語は通じるので、大丈夫です。
オンライン予約の記入方法です。http://www.terratravel.rs/
How to use online reservation.


そして2つ目の欠点です。
時間は細かい指定が出来ません。何人かの乗り合わせになるので、"8:00〜8:15の間に迎えに行きます。"や、14:30〜15:30の間に迎えに行きます。"といった、幅のある時間帯になります。他のお客さんとの時間調整もあるので、前日の確認電話で良く聞いた方が良いです。

そして3つ目の欠点です。
連絡方法がかなり適当です。
申し込みをした後、確認のメールなどは来ませんでした💦バウチャーNo.などもありません。心配になってこちらから確認の電話をかけました(英語は通じます)。
そして、詳しい出発時間はかなり直前に決まります。
セルビアからハンガリーに行く時は前日の夕方に出発時間の連絡の電話がきました。ハンガリーからセルビアに行く時は時間の連絡の電話は来ず、指定の時間が過ぎてから1時間くらい遅れる、との連絡がありました。
時間に余裕がある場合は良いですが、細かいスケジュールで動いている方にはお勧めできません。

また、他のお客さんの行先によっては目的の町に入ってから1時間くらい市内を連れ回されることもあります。
休憩は15分休憩がありました。二回あることもありますし、長さもまちまちです。


<利点なのか、欠点なのか、、、>

関税や荷物のチェックが甘いです。
バール鉄道の時もそうでしたが、運転手さんが乗客のパスポートをまとめて、渡して、スタンプ押して貰って、「ハイ良いよー!」ってな感じで通れます。
「え、顔見てないよね?荷物スルーだよね?」って感じです。
日本の高速道路の料金所と対して変わりません。
たまーに点呼したり、荷物チェックする事もありますが、抜き打ちテストのつもりなんでしょうかね。
本当に甘いです。

ハンガリーでフォアグラの塊を買おうか本気で悩んでいたまめ(ハンガリーではフォアグラが名産です)。結局買いませんでしたが、この雰囲気だと肉の塊も持って帰れそうです(ルールは守りましょう!)。
なのでもちろん、免税の手続きなんて出来ません。そもそも、バスに乗ってる人に免税したいようなものを買う人は少なさそうでしたが。。。
半年間は免税手続きは有効なので、EUのどこかの空港に行った時にまとめて手続きすると良いと思います(^-^)/
免税手続きの仕方はコチラ 


<バス送迎サービス会社>

バス会社は2つ教えて貰いました(^-^)/
①Terra travel
http://www.terratravel.rs/
今回まめはこちらのバス会社を利用しました。

②ゲア・トゥールス
http://geatours.rs/kombi-prevoz-putnika
テラトラベルよりも知名度が高く、お客さんはいつも多めだそうです。しかしたまにちょっと大雑把な運転手さんがいるらしいです💦



<気になる乗り心地は!?>

クルマ自体は普通のワゴンです。
結構新しめの、日本で走っているのと同じ様な車で悪くありません。
古い車に乗ると酔ってしまうまめもこの車には酔いませんでした✨
セルビアではヴィンテージ車みたいな車が普通に走ってます💦
心配な方は酔い止めを持って行くと良いです(^-^)/
まめには充分なクルマでした✨



<陸路での越境とバルカンルート>

島国日本では考えられませんが、ここはヨーロッパ。
国境が地続きです。
当たり前ですが電車やバスなどでの越境が可能です。
今回まめ達はバスで越境しました。
国境管理にはボーダーポリスがおり、高速道路の料金所のような所に車に乗ったまま並んで待ちます。
ボーダーポリス
12月からのハンガリーとセルビアの国境は雪が降っておりすごく寒いです。
ハンガリーへ向かう途中、まめ達が通過したkelebija(ケレビヤ)の国境管理は西欧を目指すシリア難民が通る道の1つです。
この難民が通る"バルカンルート"をハンガリー側がフェンスの設置と大型犬を放って封鎖したのは記憶に新しいのではないでしょうか。
私たちはバス会社を通して越境したので問題はありませんでしたがこの寒い大地で立往生している人がいると思うと辛い気持ちにもなります。
外はマイナス気温で雪が積もっています。



<バス内の雰囲気>

雰囲気は良いです。運転手さんも感じが良いですし、乗り合いになったほかのお客さんも普通の人でした。
乗客はセルビア人が圧倒的に多いですが、外国からの旅行者も多く利用しているそうなので英語も割と通じ、問題ありません。
バスなので時間がかかるため、遠い国は難しいですが、隣国に行く時はまた乗りたいね!と旦那ちゃんと話してます(^-^)/

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